受験生は実務の現場で働くことについて述べます①

今回は受験生に向けたコラムです。

試験終わり、落ち着いた頃に考えるテーマとして多いはずだと思いつづります。

司法書士受験中に実務に就かない方がいいのか?というお話についてです。

ネットで検索すればこれについては多くの議論が巻き起こっているこの論争、私なりの観点で述べたいと思います。
そしてこの投稿もまた、ネットで検索されネットの中にある説の一つになればと(笑)

前提ですが私は司法書士事務所のスタッフとして働きながら勉強し、合格しました。
その期間は約3年程。
9時~18時)まで仕事をしながらというスタイル。最後の1年は生活のリズムも掴めていたので試験直前期1か月以外はがっつり残業しておりました。

当時の事務所の代表は勉強に理解を示してくれて、応援してくれていました。
本当に感謝しかありません。

今私が受験生の方が事務所に求人応募してくれた際の対応は自分がやってもらった分は業界の後輩に還元してあげるべき、という考えからです。

端的に私の意見ですが、受験生中に私は実務の現場にいて良かったと思います。
司法書士試験は別名「実務家登用試験」と呼ばれておりますが、それでも試験と実務では違います。
やはり、受かる前にある程度の経験や技術的に書類に触れ慣れているほうがメリットががあるのは間違いありません。

こういったメリットは単純に頭で理解しやすいものかと思います、が、人によってはメリットデメリットにも違いもあるのでそれについては次回述べさせていただきます。(そのメリットデメリットも体験しないとわからないもので活字に起こしにくいのだけど・・・(笑))

受験生の方に向けてはなかなか発信する機会も少ないので試験終わりのこの時期、ちょっと多めに投稿しようと思っております。

洲鎌